小手打ち、打たれると痛いですよね。
僕も剣道を始めたばかりの小学生の頃、コテが痛くて泣いたことがあります(笑)
この記事ではコテが痛い原因とその対策を解説します。
小手の痛みは対策すればかなり軽減できます。
剣道でコテを打たれて痛い思いをしている方は必見です。
小手打ちが痛い原因と対策
![相手の小手打ちが痛い](https://kendobeginner.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_9790.jpg)
「小手が痛い」は剣道初心者あるあるです。
剣道をはじめて防具をつけた時、基本稽古で受ける小手が痛くて泣きそうになりました。
僕の子供達も軽く打っても「痛すぎる」と言っていました。
原因と対策を解説します。
小手を打たれて痛い原因は4つ
小手を打たれて痛い原因は以下の4つです。
・相手の打ちが強いこと
・相手の打ちが手の内がきいていないこと
・防具が痛みを吸収できていない
・打たれ慣れていない
相手の打ちが強い
大きく振りかぶって小手を打たれると、痛いです。
先生の打ちも強いので痛く感じる場合があると思います。
相手の手の内が効いていなくて、打ち下ろされると痛いです。
手の内が効いていれば「パン!」といい音がして竹刀は打った反動で上がるのですが、
手の内が効いていないと「ボコ」とハンマーで叩かれたような重みを感じます。
これは相手が正しく打てていないことが原因です。
防具(小手)が痛みを吸収できていない
安い防具でもしっかり痛みを吸収してくれるものもありますが、
最近は軽さや動きやすさを重視して、防具本来の「痛みを少なくする」ことが重視されていない物もあります。
打たれ慣れていない
剣道初心者の方は打たれ慣れていないから痛いというのも事実です。
だんだん慣れてきます。
とはいえ、痛いと続けるのが嫌になってしまいますので、対策をしましょう!
小手が痛い場合の対処法
![小手が痛い場合の対処法](https://kendobeginner.com/wp-content/uploads/2020/09/IMG_9514.png)
小手が痛い場合の対処法は、
・小手プロテクター(サポーター)を買う
・痛くない小手を買う
の2つです。
小手プロテクター(サポーター)を買う
ウチの子供も小手が痛いというのでサポーターを買いました。
この小手サポーターを買ってからは、子供たちも小手は痛くなくなりました。
僕も子供の頃、これが欲しかったです。
手首も動きやすい形になっています。
小手のサイズがぴったりの人は少しきゅうくつな感じがすると思います。
痛くない小手を買う
![痛くない小手を買う](https://kendobeginner.com/wp-content/uploads/2020/10/2546129_s.jpg)
痛くない小手を買えるのが一番良いですね。
小手サポーターよりは少し値段は張りますが、動きも制限されにくいです。
痛くない小手の選び方
・ミシン刺しなら刺し幅の大きめのもの
・手刺しの小手
ミシン刺しなら刺し幅の大きめのもの
刺し幅が小さい方が値段は上がり、見た目もカッコ良いのですが、
一般的に刺し幅の大きい方が痛みを軽減する傾向にあります。
刺し幅が5mm以上の小手から選ぶと良いでしょう。
こちらは小手を打たれて痛いという方におすすめです。
手刺しの小手
手刺しの小手は値段は高くなりますが、打たれたときの痛みは少ないです。
一般的にミシン刺しのものよりも綿が多く使われていて、吸収力が高いです。
たくさん練習する人は2分や2.5分刺しのものを選んでおけば無難です。
手刺しの防具も刺し幅が小さいほど高くなります。
僕は4段を取った時に見た目と実用性を考えて1.5分刺しの防具を買いました。
小手打ちが外れて痛い場合
![小手打ちが外れて痛い場合](https://kendobeginner.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_9789.jpg)
小手打ちが外れて、防具のないところを打たれて痛い場合もあります。
腕やひじを打たれると痛いですよね。
これも剣道を続けていくと、だんだん慣れては来るのですが、初心者のうちは特に、痛いと思います。
特に子供は痛みに敏感なので、嫌にならないようにしてあげたいですね。
小手打ちをはずされて痛い場合の対処法は
・小手が小さいと布団が短く腕を直接打たれやすいのでサイズのあったものにする
・胴着のそでが短いと腕を直接打たれやすいので、サイズのあったものにする。
・ひじサポーターを使う
の4つです。
小手が小さいと布団が短く腕を直接打たれやすいのでサイズのあったものにする
子供は成長が早いです。
ウチの子も最初に買った小手のサイズが小さくなってしまったので、新しいものを買いました。
小さい頃に買った小手は小手のふとん部分が短いので、腕を十分に守れなくなっていました。
手も大きくなるので、大人になるまでに成長に合わせて2回ぐらい買い換えることになります。
胴着のそでが短いと腕を直接打たれやすいので、サイズのあったものにする
特にお子さんは体がどんどん大きくなるので、気がついたらツンツルテンということもありますね。
小手と同じで、体が大きくなると胴着も短くなってしまいます。
ひじが隠れるぐらいのサイズのものを選ぶと良いでしょう。
小学生〜高校生の育ち盛りのときはあまり高い胴着を買ってもすぐにサイズアウトしてしまいますので、このくらいのものがちょうど良いです。
洗っても色落ちしにくいのでおすすめです。
ひじサポーターを使う
ひじサポーターも痛みの軽減に使えます。
本来はひじの筋肉をサポートするものなのですが1枚つけておくと、ひじや腕を打たれたときのダメージが軽くなります。
こちらはバレーボール用ですが、パッドがついているのでひじのガードにちょうど良いです。
小手打ちが痛い原因と対策まとめ
![](https://kendobeginner.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_9789.jpg)
小手打ちは剣道初心者が最初に感じる「痛い」ポイントです。
痛いと萎縮してしまいますので、できるだけ痛くないように対策した方が、上達も早くなります。
小手打ちが痛い原因は
・相手の打ちが強いこと
・相手の打ちが手の内がきいていないこと
・防具が痛みを吸収できていない
・打たれ慣れていない
の4つでした。
これを解決する方法は
・小手プロテクター(サポーター)を買う
・痛くない小手を買う
のどちらかで解決できます。
サポーターは剣道用のものなら値段もそれほど高くないですし、使いやすいのでおすすめです。
また、打ちが外れてひじや腕を打たれて痛い場合は
・小手のサイズを見直す
・胴着のサイズを見直す
・ひじサポーターをつける
で痛みは軽減できます。
剣道は武道なので、全く痛みのない状態にするのは難しいですが、痛みを少なくすることはできます。
小手以外の痛みについてはこちらの記事をどうぞ。