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剣道の素振り上達のコツ、チェックポイントの総点検【初心者脱出!】

剣道の素振り 剣道の素振り、打ち
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素振りは剣道の基本です。
初心者の方は特に、素振りをすることで剣道が改善します。
この記事では素振り上達のコツのチェックポイントととをお伝えします。
この記事を読むと初心者の素振りから脱出する方法がわかります。
剣道を始めたばかりの方や防具を付け始めた方は必見です。

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初心者向けから上級者向けまで品質が良くて失敗がありません。

剣道の素振りの上達のコツとチェックポイント総点検

まず、剣道の素振り上達のコツの共通項目をチェックしておきましょう。

・竹刀の握り方
・竹刀の振り上げ振り下ろし
・打ちを鋭い打突にする手の内
・足さばき

竹刀の握り方

竹刀の握り方【持ち方が間違っていると上達できません】

竹刀の握り方は初心者から上級者までずっと同じです。

正しい竹刀の握り方は
・親指と人差し指の間のVが柄(つか)のぬい目の上に来るようにする
・小指、薬指、中指の3本で握る
・左手の小指から竹刀が出ないように注意
・右手はつばより少し手前を握る感じで(ハンマーにぎりに注意)
・にぎり方の力のバランスは左手7:右手3ぐらい

間違ったにぎり方をしているといつまでたっても上達しません。

竹刀の握り方のポイントは
竹刀の握り方【持ち方が間違っていると絶対に上達できません】
の記事で詳しく解説しています。

竹刀の振り上げ、振り下ろし

竹刀を振り上げる時のチェックポイントは3つです。
・左手を押す(右手で引っ張り上げない)
・ひじを開く
・竹刀の握り方は変えない
・最短距離を通す
・竹刀の角度は地面から45度ぐらいでOK
・左手の小指が開かないようにする

竹刀を振り下ろす時のチェックポイントは
・最短距離で振り下ろす
・左手をおろす(右手で振り下ろさない)
・重力を利用する

竹刀の振り上げ、振り下ろしは
竹刀の振り方のコツ【左手メインで振る方法とは?左手一本で振るのとは違います】
の記事で詳しく解説します。
竹刀が素早く振れない、という方は要チェックです。

鋭く打突を作る手の内(てのうち)

手の内は剣道初心者が一番難しいと感じる部分だと思います。
手の内は簡単にいうと、手首のスナップです。

打ち終わった時のチェックポイントは、
・両ひじがまっすぐに伸びている
・手首が伸びている
・左手は右手より下にある
・右手のすぐ下あたりを中心として手首のスナップをきかせる
・左手に竹刀が当たって止まる(右手で止めない)

手の内については
剣道の手の内の使い方【手首のスナップを使った打ちとは?】
の記事で解説しています。

足さばき

足さばきも剣道の素振りの基本です。
普段の生活ではあまりしない足の使い方なので、しっかり練習しましょう。

足さばきのポイントは
・両方のかかとはずっと床につかない(つま先を使う)
・すり足
・右足のかかとのラインを左足のつま先が超えない
・左足はまっすぐ(ガニ股は禁止)

です。

剣道の足さばきについては
剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】
の記事で詳しく解説しています。

剣道の素振りに関する疑問

剣道の素振りに関する疑問

初心者が感じる疑問についてお答えします。

・左手メインで竹刀を振るとは?
・一拍子で打つとは?
・素振りの回数は何回ぐらいすれば良い?

左手メインで竹刀を振るとは?

右手で振るな、左手で振れと教わった方も多いと思いますが、
これでは左手一本で素振りをするような力の使い方をイメージしてしまいます。

実は、左手で振るというのは左手一本で素振りをするのとは全く違う力の使い方をします。

左手メインで振る時のコツは
・左手を前に押して振り上げること
です。

左手中心で竹刀を振るコツについては
竹刀の振り方のコツ【左手メインで振る方法とは?左手一本で振るのとは違います】
の記事で解説しています。

一拍子で打つとは?

一拍子で打てと教わりますが、これもイマイチわかりにくいですね。

一拍子で打つというのは、
竹刀を上げて、下ろすという動作を揚げたところで止まらず、できるだけ短くするという意味です。

上げてから下ろすのですから、同時には行えないので、
「いっちに」というゆっくりした二拍子ではなくて、
「いちにっ」という「早い二拍子」と思った方が分かりやすいです。

一拍子で打つコツは
剣道の素振りの打ち方(打突)のコツ【一拍子で打つとは?】
の記事で解説しています。

素振りの回数は何回が良い?

素振りの回数は目的によって変わります。

素振りの型を安定させたいなら
・ゆっくり確実にたくさん(1日300〜500回ぐらい)やる
というのも良いですね。
たくさん素振りすることで、無駄な力を使わない素振りになっていきます。

素振りのスピードを早くしたいなら
・50回x4種類を1振りごと全力のスピードで素振りする

僕は全力素振り50本x4種類を1日2セットを目標にしています。
手の皮が向けたり、背中をいためたりしないように調節しましょう。

剣道の素振りの効果

剣道の素振りの効果

素振りの効果は以下の4つです。
正しい素振りを練習すると

・打ちが安定する
・打ちが早く、鋭くなる
・竹刀が軽く感じ、力を抜いて楽に振れるようになる
・柔らかくて早い筋肉がつく

という効果があります。

素振りの効果については詳しくは別の記事で解説します。

剣道の素振りの種類5つ

剣道の素振りの種類5つ

素振りの種類は主に以下の5種類です。

・上下素振り
・前後正面打ち
・前後左右面打ち
・左右面打ち(開き足)
・跳躍素振り(一挙動)

剣道の素振りの種類については
剣道の素振り5種類【素振りの方法と注意するポイントを動画で解説】
の記事で解説しています。

剣道の素振りに役立つおすすめツール

素振り用竹刀(自宅で練習できる短い竹刀)

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家で素振りをしたいけど天井が低くて普通の竹刀では素振りができない方におすすめです。
重さ1100グラムと普通の竹刀よりも重めですが、
短いので両手で振れば体感的には39の竹刀と同じか少し重たいぐらいの感覚です。
中学生や女性用の少し軽いタイプ(600グラム前後)もあります。

自作の素振り用竹刀。室内でも素振りできます。

素振り用の短い竹刀は古くなった竹刀(ささくれの出た竹刀)の先の方を切って自作することもできます。
39の竹刀を切って作ったところ、400gと軽めなので、
室内での軽い素振りの練習や左手の片手素振りの練習にちょうどいいです。

初心者は特に、重たい素振り用の竹刀や木刀は買わなくていい

素振り子や素振り用竹刀、素振り用の重たい木刀などのグッズもありますが、
初心者のうちは普通の竹刀と同じ重さのものがピシッと振れることの方が重要ですので、
買わなくて大丈夫です。

正直、重たすぎるものは右手打ちのクセがついてしまう危険性が高いので、おすすめしません。
重さが物足りないなら、左手一本で素振りするなど工夫すればOKです。

素振りアプリ

百秀武道具店のウガ店長が監修した素振りアプリです。
毎日素振りした回数を入力する「リアルタイム参加型」アプリです。
素振りの本数で全国ランキングに参戦できます。

モチベーションの維持に使えます。(僕もダウンロードしてみました)

毎日素振りした回数を入力していくと、本数が加算されています。
本数が多くなると月間の本数でランキングに載ります。
初日300本やったので一般部門で今月の209位にランクインしました!

素振りアプリで209位にランクイン!

面白いので続けてみようと思います。

剣道の素振り上達のコツ、チェックポイントの総点検【初心者脱出!】

剣道の素振り上達のコツ、チェックポイントの総点検【初心者脱出!】

剣道の素振りの総点検【初心者脱出!わかりやすく解説します】のまとめです。

剣道の素振りののチェックポイントは以下の4つです。
・竹刀の握り方
・竹刀の振り上げ、振り下ろし
・鋭く打突する手の内
・足さばき

素振りに関する疑問を3つ解説しました。

・左手メインで竹刀を振るとは→左手一本で振るのとは違う
・一拍子で打つとは→実は早い二拍子
・素振りは何回振れば良い→目的によって変わるけど、怪我をしない毎日続けたくなる程度

でした。

素振りの効果は?

・打ちが安定する
・打ちが早く、鋭くなる
竹刀が軽く感じ、力を抜いて楽に振れるようになる
・柔らかくて早い筋肉がつく

の4つです。
続けていけば剣道が改善します。

剣道の素振りの種類は5つです。
・上下素振り
・前後正面打ち
・前後左右面打ち
・左右面打ち
・跳躍素振り(一挙動)

細かいのを入れると他にもありますが、メインはこの5つです。
打ち方の基礎が全部ここに含まれています。
まずはこれを重点的に練習しましょう。

剣道の素振りおすすめめツールを2つご紹介しました。
・室内用素振り竹刀
・素振りアプリ

素振りアプリは、シンプルな作りですが、全国ランキングに参加できて面白いです。
モチベーションの維持にも使えます。

毎日少しずつでも素振りを続けると、「楽に振れるようになったな」というタイミングがやってきます。
素振りは日々の積み重ねなので、毎日やりましょう。

室内用の短い素振り用竹刀は、天井の低いおうちでも立って素振りができるので、便利です。
足さばきと竹刀の振りを両方同時に練習できるので、座ったまま素振りするよりも体全体を使った動きを身ににつけることができます。

短い素振り用竹刀は自作もできますが、面倒だという人はこちらをどうぞ。

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