スポンサーリンク
防具や竹刀など剣道用品は職人さんのいる専門店で選ぶのが安心です。
剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」

剣道の開き足を練習しよう!【足さばきの基本その2:横の動き】

剣道の足さばき
スポンサーリンク

剣道の開き足は横の動きです。
開き足は地稽古などの実戦で使えるようになると武器になります。
開き足は日本剣道形にも出てくる基本の足さばきのひとつです。
この記事を読むと開き足の基本の動きと開き足を使った打ちがわかります。
足さばきが少し難しいのでしっかりできるようになっておきましょう。

スポンサーリンク
防具や竹刀など剣道用品は職人さんのいる専門店で選ぶのが安心です。
剣道具職人のいる店 剣道防具工房「源」
初心者向けから上級者向けまで品質が良くて失敗がありません。

剣道の開き足を練習しよう!【足さばきの基本その2:横の動き】

開き足の足さばきのポイントは
・かかとは両方とも床につかないようにすり足で移動する
・右に出た時は、右足が前になり
・左に出た時は、左足が前になる
・少し内股気味に足を横に出す
・足を出したらすぐにもう一方の足を寄せて構えの足の形を作る
です。

まずは開き足の足の動きからみていきましょう。

まずは自分の目で上から見た動き方です。


右に出た時は、右足が前になり、
左に出た時は、左足が前になります。

送り足の時はいつも右足が前ですが、開き足の時は左右が入れ替わります。

この時、足は円運動を描くように、少し内股ぎみに足を動かすようにします。

開き足を横から見た時

送り足の時と同じで、必ずすり足です。

両方のかかとを地面につけないように少しだけ上げて、
右に行く時は左足で体全体を押して、右足を出して、左足を引きつける
左に行く時は右足で体全体を押して、左足を出して、右足を引きつける

という動きになります。
足を引きつけたとき、足の形は構えの形と同じになります。

構えについては別の記事で詳しく解説しています。

開き足の動きは少しややこしいので、繰り返し練習しましょう。

また、移動した時に体がグラグラしないように、注意してください。

開き足を使った素振り

開き足の左右面打ちは開き足を使った素振りです。

足は開き足で左右に移動して、前後左右面打ちの打ち方で竹刀を振ります。

竹刀をまっすぐ振り上げ、左右ななめ45度から打ちます。
右に動いたときは右斜め45度から、
左に動いたときは左斜め45度から打ちます。

開き足を使う機会:地稽古や試合

開き足を使う機会:地稽古や試合

地稽古や試合などで開き足を使うタイミングは初心者のうちは特に少ないです。

使いこなせるようになったら、縦の動きと横の動きを両方使えるようになるので、
技のバリエーションが増えます。

面に対する応じ技で、
左右にかわしながら返し面や小手を打つ技や、
・相手が打ってきたところを左右に少しだけかわして打つ技
・相手が攻めてきたところを、相手の竹刀をおさえながら左右に交わして打つ技
などで使うことがあります。

実戦では左にかわした時も右足が前になる場合もあります。

開き足を使う機会:日本剣道形

開き足を使う機会:日本剣道形
日本剣道形1-3本目

日本剣道形には開き足を使う技が含まれています。

4本目の突きを左にかわして面を打つ技
小太刀の形の1本目の面を右にかわして返し面を打つ技
小太刀の形の2本目の面を左にかわして返し面を打つ技

の3回出てきます。

開き足の技 日本剣道形4本目の突きを左にかわして面を打つ技

先日僕が日本剣道形をやったときの動画です。(左が僕です)

日本剣道形の4本目の突きを左にかわして面を打つ技です。
相手が突いて来るところを左に開き足でかわして、相手の右面を打っています。

開き足の技 日本剣道形小太刀の形の1本目の面を右にかわして返し面を打つ技

相手の面を開き足で右にかわして、相手の面を打っています。
右足が先に動いて、左足を引きつけています。

開き足の技 日本剣道形小太刀の形の2本目の面を左にかわして返し面を打つ技

相手の面を開き足で左にかわして、相手の面を打っています。
左足が先に動いて、右足を引きつけています。

日本剣道形については別の記事で解説します。

剣道の開き足をマスターしよう!【足さばきの基本その2横の動き】まとめ

剣道の開き足をマスターしよう!【足さばきの基本その2横の動き】まとめ

剣道の開き足の足さばきは剣道独特の動きなので、最初は戸惑うかもしれませんが、
重要な足さばきなので、マスターしておきましょう。

開き足の足さばきのポイントは
・かかとは両方とも床につかないようにすり足で移動する
・右に出た時は、右足が前になり
・左に出た時は、左足が前になる
・少し内股気味に足を横に出す
・足を出したらすぐにもう一方の足を寄せて構えの足の形を作る
でした。

送り足と違って左右の足の前後が入れ替わるところがポイントです。

左右に動いた時に、上半身がグラグラしないように、姿勢を保つように移動して下さい。

開き足を使った素振りは開き足の左右面素振りです。
足は開き足で左右に移動して、前後左右面打ちの打ち方で竹刀を振ります。

開き足は地稽古や試合など、実戦で使う場合もあります。

・相手の面打ちに対して、左右にかわして返し面を打つ場合や
・相手が打ってきたところを竹刀をおさえて左右に少しだけかわして打つ技
・相手が攻めてきたところを、相手の竹刀をおさえながら左右に交わして打つ技

などです。
普段から練習していないととっさには出ません。
開き足の左右面素振りをしっかり練習しましょう。
また、地稽古でどんどん使うことで自分の技になっていきます。
失敗しても打たれても良いので、使ってみることが大切です。

日本剣道形でも開き足の足さばきが出てきます。

・4本目の突きを左にかわして面を打つ技
・小太刀の形の1本目の面を右にかわして返し面を打つ技
・小太刀の形の2本目の面を左にかわして返し面を打つ技

の合計3回出てきます。

開き足の技は地稽古や試合で使うには相当練習が必要です。

送り足と同じように、剣道の基本の足さばきの一つなので、しっかり練習してくださいね。

その他の基本の足さばきは
剣道の足さばき4種類とは?【送り足、開き足、継ぎ足、歩み足】
の記事で詳しく解説しています。

タイトルとURLをコピーしました