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剣道の攻めの種類【攻め方のバリエーションの増やし方】

剣道の攻めの種類 剣道のお悩み解決
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「攻め」は剣道の最もわかりにくいテーマの一つですね。
この記事では剣道の攻めの種類について詳しく解説します。
この記事を読むと攻めのバリエーションが増えます。
攻めのバリエーションが増えると剣道が劇的に変わります。

攻めをするためには構えができている必要があります。
構えについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

攻めってなんですか?という方はこちらの記事も合わせてどうぞ。

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剣道の「攻め」の種類【攻め方のバリエーションの増やし方】

剣道の攻めの種類は大きく分けると以下の4つです。

・右(表)から攻める(のどもとを攻める)
・左(裏)から攻める(のどもとを攻める)
・下を攻める(小手を攻める)
・上を攻める(面を攻める)

これに竹刀さばきと足さばきを組み合わせます。

竹刀さばきは相手の中心を取るだけではなく、
・相手の竹刀をおさえる
・相手の竹刀を払う
・相手の竹刀すり払う
・相手の竹刀を打ち落とす
というな動きをかけ合わせると、バリエーションが増えます。

足さばきは
・右足を少し前に出す
・右足を前に出しながら打つ
・一歩踏み込む(踏み込み足を使う)

竹刀と一緒に足を使って攻めていきます。

剣道の攻めの種類(右、左、下、上)

右(表)から攻める(のどもとを攻める)

中段に構えた時は、自分の竹刀が相手の右側(表)にあります。
この表側から中心を取っていく方法です。

基本は相手ののどもとを攻めていきます。

右足を前に少し出して、自分が打てる間合いに入ります。
左足はいつでも打てる状態をキープしておきます。

自分の竹刀が中心を取れたら、相手の竹刀はこちらの中心から外れます。
中心が取れた状態から打てれば、あい面になっても勝ちやすくなります。

ワンポイント

右足を前に進めるときに、ほんの少し左前向きに攻めていくと、中心を取りやすくなります。

左(裏)から攻める(のどもとを攻める)

中段に構えたところから、竹刀を左側に回して、中心をとります。

このとき、右足を少し前に出して、自分が打てる間合に入ります。
左足はいつでも打てる状態をキープしておきます。

相手は小手を警戒して、竹刀を下げたり、面をガードしたり、打ってくる場合もあります。
相手の竹刀が下がったら面、
面をガードしたら胴や相手の左面、
打って出てきたら出鼻小手などの応じ技
につながります。

下を攻める(小手を攻める)

中段に構えたところから、竹刀を相手の竹刀の下に入れて、相手の小手を攻めます。

このとき、右足を少し前に出して、自分が打てる間合に入ります。
左足はいつでも打てる状態をキープしておきます。

小手を攻めたところの動画です。

相手は小手を警戒して竹刀を下げたり、小手や面を打って来る場合もあります。
相手の竹刀が下がったらすかさず面、
相手の竹刀が上がったら、出鼻小手などの応じ技
につながります。

上を攻める(面を攻める)

中段に構えたところから相手の面を攻めます。

小手を打たれないように、相手の左目を狙って竹刀を前に出して相手の左面を攻めます。
右足で一歩踏み込み、思いっきり打つ気を見せます。

相手は面を警戒して、ガードのために竹刀を上げますので、
竹刀を返して、小手、
竹刀を返して、面
を狙います。

剣道の攻めの竹刀さばきと足さばき

剣道の攻めのバリエーションは竹刀さばきと足さばきの組み合わせを変えることで、増やすことができます。

相手の中心をとって攻める

攻めの竹刀さばきの基本です。

中心を攻めることで相手の竹刀が上がりました。

相手の中心が取れれば、相手の構えは崩れています。
左手で中心に押し入るようにします。(右手ではなく、左手です!)

相手の竹刀をおさえて攻める

相手の竹刀をおさえて、そのすきをついて打つ方法です。
足さばきは踏み込み足ではなく、すっと右足を前に出しながら、竹刀をおさえます。

必要以上に大きく押さえ込もうとすると、無駄な動きになってしまいます。
中心をとるのと似ていますが、右手も使って、少しだけ相手の竹刀を押し込みます。

相手はおさえられると危険を察知しますので、手元が上がったり、下がったり、打ってきたりします。

そこを狙って打っていきます。

相手の竹刀を払って攻める

攻めていくときに、相手の竹刀を手首のスナップを使ってパシン!と払って打ちます。

払ってから打つまでの時間をできるだけ短くします。
また、払う動きはできるだけ小さく、素早くです。

払う向きは
・横に払って小手や面、
・下に払って面、
・上に払って小手
という打ち方ができます。

足さばきは、

・右足をスッと出して、払って打つ
・右足を出しながら払って打つ
・右足を踏み込んだと同時に払って打つ
という方法があります。

相手の竹刀をすり払って攻める

相手の竹刀を下にすり払って打ちます。

相手の竹刀をすり払うと、「ガシャ」という音がします。
相手の竹刀に沿って、竹刀のしのぎをすり合わせながら下ろすと、すりはらえます。
相手の竹刀はすり払われて、左側(裏から払うと右側)に移動するので、そのすきを狙って打ちます。

足さばきは

・右足をスッと出して、払って打つ
・右足を出しながら払って打つ
・右足を踏み込んだと同時に払って打つ
という方法があります。

相手の竹刀を打ち落として攻める

相手の竹刀を真上から打ち落として、打ちます。

払って打つのと似ていますが、もっと強く打ち、相手の竹刀を下げてすかさず面などを狙います。

イメージは小手面打ちの小手打ちで竹刀を打ち落とすイメージです。

剣道の「攻め」の種類【攻め方のバリエーション】まとめ

剣道の攻めは組み合わせれば何十種類もバリエーションを持つことができます。

基本稽古や地稽古などで使えるレベルになるまで繰り返し使っていきましょう。

まずは2つで良いので自分の得意な攻めを作りましょう。
攻めがワンパターンだと、相手に読まれてしまいます。

剣道の攻めの種類は大きく分けると

・右(表)から攻める(のどもとを攻める)
・左(裏)から攻める(のどもとを攻める)
・下を攻める(小手を攻める)
・上を攻める(面を攻める)

の4種類がありました。

これに竹刀さばきと足さばきを組み合わせてバリエーションを作ります。

竹刀さばきは
・相手の中心を取る
・相手の竹刀をおさえる
・相手の竹刀を払う
・相手の竹刀すり払う
・相手の竹刀を打ち落とす

足さばきは
・右足を少し前に出す
・右足を前に出しながら打つ
・一歩踏み込む(踏み込み足を使う)

パターンが読めないと、相手はあなたの攻めがどんどん怖くなります。
相手が「打たれる!」と感じるように攻めが使えるようになれば、上級者の仲間入りです。

難しいですが、練習すれば必ずできるようになります。がんばりましょう!

剣道の攻めについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

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