面を受けて痛いとつらいですよね。
僕は小学生の頃、背が低かったので、よく脳天を打たれて痛い思いをしました。
剣道を続ける上で、痛みはできるだけない方が良いです。
打たれて痛いことが理由でやめてしまう人も多いです。
特に初心者の方やお子さんは痛いと嫌になってしまいますので、少しでも痛くなら内容に工夫しましょう。
面が痛いときの対処法【剣道初心者の悩み解決:痛くなくなる方法】
実は長く続けていくと、段々慣れて痛みを感じにくくなるんですが、最初は痛いです。
剣道は基本稽古で相手に打たせる練習を必ずしますので、できるだけ負担のないようにしていきましょう。
面が痛い時の対処法は
・面サポーターを使う
・痛くない面を買う
・少し上を向いて面金で受ける
・痛いと意思表示をする
です。
面サポーターを使う
実はウチも子供が面が痛いというので、対策として面サポーターを買いました。
結果、面を受けても痛くなくなりました!
元は面のサイズを調整するためのサポーターなのですが、1枚で痛みが劇的に軽減します。
ただし、面のサイズが小さめの人は数ミリですが頭の上に一枚いれることになるので
少しきゅうくつになります。
子供の頃、これがあれば痛い思いをしなくて済んだなぁと思います。
痛くない面を買う
初心者の方やお子さんは特に、痛くない面を買うことをおすすめします。
面は一般的に刺し幅が大きいほど、クッション性が高く、痛くないです。
刺し幅が小さいほど、見た目はかっこいいのですが、クッション性は低くなります。
初心者用の防具はしっかりした防具屋さんが作っているものが良いです。
また、値段が高いので、初心者の方にはあまりおすすめできませんが、
手差しの防具なら、痛くないです。
少し上を向いて面金で受ける
基本稽古のときにしか使えませんが、少し上を向いて面金で面を受けるようにすると、少し痛みが少なくなります。
これは背が低くて脳天を打たれて痛いお子さんむけです。
面を打たれる時に、脳天を打たれると、ポコーン!という音がします。
これは竹刀が面に並行に入ってしまった場合に出る音です。
背が低いと上から打ち下ろされて、どうしても脳天に竹刀が当たってしまいます。
このため、脳天で受けないように、面を受ける時だけ少し上を向いて受けるようにします。
ただし、あまり上を向くと、のどを守れないので危険です。
また、首に負担がかかってしまうので、少しだけにしましょう。
痛いと意思表示をする
特定の相手の面だけ痛い場合は意思表示しましょう。
相手があまり上手ではなく、手の内がきいていない場合、
ハンマーで叩かれたような感じになることがあります。
こういう打ちは受けると怪我のもとですので、特に小さいお子さんや初心者の方は、
「痛すぎる」ということを言って大丈夫です。
本人に直接言うのが気が引ける場合には、先生に相談しましょう。
先生に言うのも気が引けるという場合は、
痛いジェスチャーをすることをおすすめします。
面を打たれて痛い場合は、打たれた後、頭を抱えたり、頭をおさえる動作を見せれば、相手は痛かったかなと気がつきます。
打った本人は気がついていないことが多いので、無理をせず、痛いとつたえましょう。
面が痛いときの対処法【剣道初心者の悩み解決、痛くなくなる方法】まとめ
この記事では剣道の練習で面が痛いときの対処法を解説しました。
面が痛いときの対処法は以下の4つです。
・面サポーターを使う
・痛くない面を買う
・少し上を向いて面金で受ける
・痛いと意思表示をする
特に面サポーターは優秀です。
面を買い換えるよりも安く上がりますし、効果てきめんです。
ただし、少し面がきゅうくつになる場合があります。
慣れてくるとだんだん痛くなくなりますが、それには何年もかかりますので、
不要な痛みは避けるようにしましょう。
面打ち以外にも剣道にはいろんな痛みがあります。
その他の痛みの対処法については別の記事で解説します。